ついに生まれました！
ズルッ、ズルルッと2段階の出てくる感覚がありました。まず頭、続けて体と出てきたんでしょう。
処置されるため、助産師さんに運ばれる小さな小さな体。五体満足の体を見て、まず一安心。
すぐに泣き声が聞こえなかったので、「泣き声…泣き声は？」と心配していましたが、時間差で力無い泣き声が聞こえて、その後だんだんと元気な泣き声になっていきました。
赤ちゃんの元気な泣き声を聞いたら、一気に安堵感が押し寄せました。よかった…と小さく何度もつぶやきました。
さてその後。
まず、会陰の縫合がありました。漫画では間違えて逆にしてしまいましたね、すみません。細かな流れをいまいち覚えていないのですが、生まれてすぐ先生が縫ってくれた気がします。
会陰切開は私の場合はしなくて済んだようです。妊娠中、会陰マッサージをやっていたので（かなり適当でしたが…）そのおかげかもしれません。
縫うのは引っ張られる変なかんじでしたが、麻酔が効いていたので痛くはなかったです。
その後胎盤の取り出し。これ個人的に気持ち悪い感覚でした。なんかこう、腸をずるずる引っ張り出されているような…。痛くはないですよ。漫画には登場しませんが胎盤も見せてもらいました。内臓…というかんじでしたね。かなりグロテスクでした…。でも長きに渡り娘を育ててくれた胎盤。ありがとう胎盤！ しかし知らないうちに体内であんな機能的なものが作られて、赤ちゃんを育んでくれたなんて、人体とは不思議です。
もろもろが済むと助産師さんがタオルに包まれた赤ちゃんを運んできてくれて、腕枕する形で抱き、口におっぱいをふくませました。漫画では赤ちゃんが安心するから、というふうに描きましたが、赤ちゃんにおっぱいを吸わせることで母乳が出るようになる、という説明もありました。口にふくんだだけで、吸っていないようなかんじでしたが。
はじめて抱っこした我が子は…とにかくちっちゃい。小さな小さな爪がついているのを見て感動しました。
ただこのときはまだ、かわいい〜！って感情はそんなに湧いてなかった気がします。とにかく出産が終わって、痛みから解放されたこと、赤ちゃんが五体満足で元気なことが本当に本当にホッとした気持ちでした。後日、ちゃんとめっちゃかわいい〜！ってなりますが（笑）
その後助産師さんが写真を撮ってくれたので、パパにラインで報告。電話はする気力がありませんでした。もともとあまり電話しない夫婦なこともあり。
ちなみに写真を見たパパの反応は……
パパ
わぁー(*‘ω‘ *)
G8かオズモッチ（カメラの愛称）持たせれば良かったね
私
いや、そんな余裕なかったマジで
カメラが趣味のパパ。わかるんだけどおいいいいってなりました。あの壮絶な出産の内容を知らないので仕方ないのですが（笑）
何はともわれ本当に元気に生まれてくれてよかった！
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